医院・クリニックの開業

1.医院・クリニックの開業

医院・クリニックの開業には、相当程度の資金が必要です。これらを返済したうえで、相当程度の収益を上げるには、十分な調査・準備が必要です。医院・クリニックを開業するために必要な検討順序です。

① 税理士(場合によっては開業コンサルタント)の選定

② どのようなクリニックにしたいか(方向性・コンセプト)を確定。

③ 市場調査・開業場所の決定

④ 資金調達

⑤ 開業場所物件の確定

⑥ 什器・備品・工事業者の選定及び内外装工事

⑦ スタッフの募集・面接

⑧ 医薬品卸業社の選定

⑧ 保険所への届出・視察

⑨ 開業

これらの準備期間は、最低4~5カ月程度は必要です。じっくりと調査をするのであれば、1年程度は、準備期間をみておく方がよいでしょう。

 

2.集患

【口コミ】
一番の集患方法は、口コミです。新規のみならず、継続的に診療に来てもらうためにも口コミで評判となるような医院経営を目指すべきでしょう。

・ コンセプト(ブランディング)
・ 患者対応(医師・看護師・受付)  
・ 情報発信
・ 医院の雰囲気・内外装


【ホームページ】
新規集患で、口コミの次に効果があるのが、ホームページと言われています。ホームページ(スマホサイトを含む)の重要性は、今後、益々増加していくと思われます。

・サイトの見やすさ、清潔さ、親しみやすさ(デザイン)
・SEO(上位表示対策)
・広告
このうち、広告は確かに即効性がありますが、相当程度の費用が必要です。
基本的には、SEOとデザインの充実に力をそそぐべきです。


【管理】 
情報やシステム、医師・看護師の管理がおろそかになると、効率の悪化・医療ミスにつながります。管理システムの構築には、最大限の注意を払い、継続的に見直しは必要です。

3.人事・面接

【医師・看護師の面接】
 病院で一番重要なのは、経営される先生のキャラクター(資質等を含みます)です。しかし、勤務されていたときは、診療だけをしていればよかったのが、経営を始めると人の管理・資金繰り・運営に至るまで全ての面に気を配らなければなりません。
 これを全て一人でこなそうとするのは土台、不可能です。先生が忙しくなればなるほど、ストレスもたまり、評判も悪くなっていってしまいます。
 先生の仕事は、運営システムを作り、任せられるところは看護師や他の医師に任せ、患者様を大切にすることに尽きます。

 仕事を安心して任せられるスタッフの確保・教育は、極めて重要です。これに失敗すると、看護師や勤務医師と会ったり、話したりするだけでストレスがたまるという最悪の状況に陥ります。

 面接をするのは初めてという先生がほとんどだと思いますが、これによって成功するか、失敗するかが大きく違ってきますので、十分な検討が必要です。以下、最低限、検討すべき点を列挙します。

1 コミュニケーションが取れるか(患者様・他の医師・看護師・他の従業員とコミュニケーションが取れなければ、患者様に満足してもらえないし、効率も悪化し、医療ミスにもつながります)
2 やる気があるか(最初が一番、やる気があります。面接の時点でやる気のない人は仕事をしだしても最後までやる気がでません)
3 仕事を丁寧にこなしそうか(失敗する人は、教育してもなかなかなおりません)
4 極端でないか(どこか、極端な考え方の人は、他の医師・看護師・従業員とトラブルを起こしがちです)

 

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